梅雨寒となっている関東。長くは続かないものの、気温は大きく変動しそうです。先週から比べてみると、日ごとの気温差は大きい日で10度ほど。金曜日は特に厳しい暑さで、内陸では猛暑日に迫る暑さの所も。
あすムシムシ 後半は厳しい暑さ復活
関東は気温の変化が大きくなっています。上のグラフは、東京都心の気温の変化。先週6月16日からの最高気温(赤:実線)と、あす23日以降の予想最高気温(赤:点線)です。 先週も梅雨寒の日があり、その後急上昇。前日との気温差は、大きい日で約10度も。気温の変化が体にこたえますが、来週にかけても気温は乱高下しそうです。 あす23日(火)の最高気温は平年より低いですが、湿気が多く、ムシムシと感じられそうです。半袖の服装だとヒンヤリ。とはいえ、人の多い場所などでは気温以上に暑く感じるかもしれません。脱ぎ着のしやすい服装が良いでしょう。 あさって24日(水)以降、平年を超えて30度前後まで上がる日は、「日差しがある」日です。特に26日(金)は多くの所で真夏日が予想されています。東京都心は、きょうまでで今年一番の暑さは、6月15日の「32.6度」。金曜日はその時と同じくらいの暑さが予想されています。
夏本番はまだ 熱中症に警戒を
梅雨の折り返しに近づいてきましたが、夏本番はまだ先です。 これまでに内陸などは猛暑日の日もあり、「体が暑さに慣れてきた」という方もいらっしゃると思います。ただ、涼しさを感じたあとに、急激な気温の上昇というのは、熱中症に警戒しなければいけない時です。 周囲との距離が取れる時にはマスクを外すなどして、熱中症対策を万全にして下さい。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子
Source : 国内 – Yahoo!ニュース